2kg仕込みは味噌セットにある1kgの塩を、200gと800gに分けます。
4kg仕込みは味噌セットにある1kgの塩を、400gと600gに分けます。小分けした800gと600gの塩は2kg仕込み4kg仕込みともに、全量を(11)で使用する塩に使用します。
8kg仕込みは味噌セットにある1kgの塩を、800gと200gに分けて、(4)の塩切りに使用します。
※2kg仕込みは大豆500gを用意
※4kg仕込みは大豆1kgを用意
※8kg仕込みは大豆2kgを用意
大豆は味噌を仕込む前によく洗います。
小さなゴミや汚れた大豆などを取り除いてきれいにします。
大豆の量の約2~3倍のきれいな水に12時間(一晩)ほど浸しておきます。
浸し終わったら再度水洗いをして、きれいな状態にします。
※各セット同じ大豆の2~3倍の水の量。
きれいになった大豆を火にかけ、焦げないようにアクを取りながら煮てください。
途中水が無くなったら水を足して煮ます。
(圧力鍋を使うと時間を短縮できます。)
大豆を煮ている間に塩切り作業を行います。
大豆が煮上がる頃を見計らって、使用する麹に塩を入れてよくかき混ぜておきます。
※2kg仕込みは麹500g塩200g
※4kg仕込みは麹1kg塩400g
※8kg仕込みは麹2kg塩800g
大豆が炊き上がったらザルにあげます。
残った大豆の煮汁は捨てないで取っておきます。
(麹と潰した大豆を混ぜる作業の時に使います。)
煮上がった大豆は熱い内にすり鉢やフードプロセッサーなどですり潰します。
簡単な方法では、丈夫なビニール袋に入れて足で踏みつけたり、ビール瓶で叩いて潰します。
潰し終えた大豆が人肌になるまで冷めるのを待って、混ぜやすい容器に大豆を入れて、先ほどの塩切りした麹とよく混ぜます。
大豆を煮た時に取っておいた煮汁で、堅さを調整しながら耳たぶほどの柔らかさになるまで混ぜてください。
(大きなビニール袋に入れて混ぜても良い。)
大豆と麹を混ぜ終わったら、野球のボールほどの大きさに丸めます。
内部をよく洗浄した容器に丸めた味噌玉を叩きつけるように入れ、空間が無いよう押さえつけて均等に詰めます。
ポイント
味噌玉は強く押し付けて潰し、間に空気が入らないようにしっかり詰め込みます。
※容器は清水でしっかりきれいに洗います。
味噌玉を容器に詰め終わったら、上部が平面になるようにタオルを使って整えます。
ラップを上からかけて、極力空気が入らないよう仕込んだ味噌に密着させます。
ポイント
ラップを密着させ密封する時、ラップの中心から気泡を追い出すようにすると良い。特に容器の縁の気泡に注意。
ラップの上に大き目のポリ袋に塩を入れて、ラップの上に乗せ、上面が平らになるように隅々までしっかり整えてださい。
しっかり消毒した押し蓋を乗せ、味噌の重量の4分の1くらいの重石を乗せます。
※2.5kg・5kgともに残った塩全量を大きめのポリ袋に入れてください。
ポイント
降りかける塩の量は多すぎるくらいが良い。
押し蓋は熱湯消毒やアルコールでしっかりと。
密封前にもう一度雑菌を防ぐため、容器の縁を消毒します。
仕込みの終わった味噌容器に、ホコリや雑菌などが入らないよう口全体を覆います。
必ず製造年月日を容器に記録します。
作業が終了したら、台所などの涼しい冷暗所に保存してください。
1年以上熟成すると美味しくなります。
楽しみにお待ちください。
仕込みから3ヶ月ほどしたら、味噌の様子を見てください。褐色に変化していれば良いようです。味噌独特の良い香りがすれば発酵は順調です。
表面に水が溜まっているようなら水を捨てて重石を半分ほどにします。
カビが表面に着いたら取り除いてください。
蓋や容器に着いた場合取り除いて洗い、消毒をします。
(焼酎などを吹き付けるか塗ります。)
そして天地返しをしてください。ヘラで味噌の上下が反対になるくらいかき混ぜます。
そして以前と同じようにラップを密着させ、塩を降りかけ蓋をして密封し保存します。
6ヶ月ほどで食べられるようになります。長く仕込む場合は時々手入れをしてください。
容器や蓋、ビニール手袋などは、必ず焼酎などで消毒を行い、雑菌の侵入を防ぐようにします。雑菌はカビの原因になります。
保存場所は直射日光などが当たらない冷暗所にすること。
味噌容器が保存できる冷蔵庫があればベストです。
味噌作りの手順はお買い上げ商品の説明書に詳しく掲載してありますので参考にしてください。それでも疑問のある場合は当店の連絡窓口にご相談ください。
保存料無添加・遺伝子組み換え無しの安全な手作り味噌の賞味期間は6ヶ月~1年ほどです。